- 2008-02-25 (月)
- 生徒さんとの集い
止めないでください。
私には、やらなければならない事があるのです。
せめてお名前を。
いやあ、名乗るほどの者じゃあ、ございませんよ。
だめ、そっちへ行ってはダメ~。行かないで~。
という声などはどこにも無いのですがね。
さらば~地球よ~
もうここは湖の上。
今私は湖の上を歩いています。
お父さま、お母さま、あなたの子供は湖の上にある温泉を探してウロウロしておりますよ。
ああ、遠くにホテルが見えるのに、
ふ。遠いぜ。
おお、これはチャペル!!
くっそう。
気を使いすぎだぜコタン君
そろそろ温泉を見つけなければ、
手足の感覚がおかしくなってきたぞ。
お、看板発見発見。
むむむ、温泉らしきものが見当たらないけど、
この勝負、止めるならいまのうちだぜ。
ガラガラガラ。
こんにちは~。
ええと脱衣所はどこかな~っと。
ええと。
ええっと。
えへへへぇ。えへぇ。これだって雪の家って事は、つまり外って事でしょ。
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とんちが効いているなあ。
まさかここで脱ぐとは、
仕方ない。
よっこらしょ。
ぶひゃん。ぶひゃん。(← くしゃみ音)
ううう。
確かに寒いが、それも温泉につかるまでの話。
ぎゅっと握り締めたこの拳は、まだまだ熱いぜコタン君。
あら。
こんな時に携帯に連絡が。
誰かしら。
ぶひゃん、ぶひゃん。
もしもし。
アノネ、ワタシ、イマ、ユキノナカデハダカナノデスヨ。
いや本当に。
ウソじゃなくて。
震えているの見えないかもしれないけどさ。
もう、あと少しでやられてしまう寸前なのよねこれがほんと。
いや、馬鹿になんてしてないって。
ホントアルヨ。
だから切らないで。
でも、切るよ。切るよ。切っちゃうよ。
嗚呼。ああ。あああああ。
仕方ない。
握った拳の汗が凍りかけてるよ。
早く脱衣所から温泉を目指さなければ!!
おう!!なんだこの渡り廊下みたいのは!!
脱衣所から脱出!!
まあ湯船まで数メートルもないんだけど、永遠の3メートルですな。こりゃ。
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参加してくれた方が、咽びながら喜んでくれている様子でございます。
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その背後に映っている人間らしき生き物達。
うううう。
可哀想に。
きっと、この看板にあるように、お風呂場の約束を破ったために強制労働させられているのね。
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ううううう。
ちなみに、このお湯がそのまま湯船の外へ溢れ出したらどうなるか?
お湯、熱い、氷、解ける、湯船、落ちる、氷の下、それは湖、生まれたままの姿でドボン。
なるほど、
さすがはコタン君、
巧妙なトリックだ。
だが、私の推理に間違いが無ければ、
この湯船には必ず、どこかにパイプがあって、
そこからきちんとお湯を排出しているはず!!
…。
ねえなあ。
え。
ねえなあ。
ちょっとだあれ、パイプの上に手ぬぐい置いてる人(怒)
僕達を氷漬けにする気かい。
やったあ!美しい思い出よ、永遠に。
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